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マゾヒズムっておしゃれ

►2008/10/04 09:11 

文化、モラル、倫理観などは時代と共に変わります。
青犬が子供の頃はまだサディズム、マゾヒズムなどという言葉はそれほど一般的ではありませんでした。
まだ、変態と変質者が混同した認識をされていて正常(?)な人々からは偏見を持たれていました。
そういう性癖を持つ人たちは個人々の妄想の中でしか自分達の夢を叶えられなかったのです。
それでも、やっと少しずつアンダーグラウンドの世界で活動が始まりました。
沼正三氏の著作「家畜人ヤプー」が出版されたことも大きな影響を与えたと思います。
文化が倫理観やモラルを少しづつ動かし始めたのですね。
東京の新宿に『家畜人ヤプーの館』というマゾヒストを対象にしたサロンもできました。
当時としてはなかなかアヴァンギャルドなお店で作家の遠藤周作や梶山季之、歌手の都はるみ、それにカルーセル麻紀なんかもよく来ていましたね。
その頃からやっとSMクラブというものが少しずつ登場してきたのです。

最近では一般の人たちもSMという言葉の意味や概念を知るようになり、楽しむようにもなってきましたね。
テレビではタレントがSMをネタにして笑いをとったりゲイのタレントがもてはやされたりするようにまでなってきました。
小説や漫画では「執事の美学」や「メイドの魅力」が扱われ町には「メイド喫茶」「ツンデレ喫茶」「執事喫茶」などという新しい文化が登場してきたのです。
今までマゾヒズムというは最も恥ずかしい性癖と思われてきましたが、最近もそうなのでしょうか?
西洋の執事や中世の騎士たちの美学とどこか似ているような気もいたします。
今の時代、もしかしたらマゾヒズムはおしゃれなのでは?そんなふうに思ってしまいます。(笑)







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