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忘れ物

►2009/02/11 08:40 

ノロウィルスに感染してからしばらくK様にお会いできずにおりましたが先日お呼び出しがございました。
じつはその数日前にメールで「自涜のご許可願い」をいたしましたが却下されてしまいました。
「お伺いをたてるならともかく御願いされるのは嫌いだな。」
あわててメールでお詫びさせて頂きました。
そんなことがあった後でしたのでもしかしたらご機嫌が悪いのではと懸念いたしておりました。
当日、待ち合わせ場所にお迎えに上がると 「鞭持ってきた?」と、尋ねられました。
いつもですと何か持参すべき道具類がある場合は前日にご指示がございます。
その日は何もご指示を頂かなかったこととこの数ヶ月間鞭を御使用にならなかったため必要ないと思ったのです。
「ふ~ん、あたしが持ってこいと言わないと持ってこないんだ?」
K様がこうなってしまったらもうお詫びし続けるしか選択肢はございません。
青犬はひたすらお詫びの言葉を繰返しました。
しばらくすると「もう、機嫌直った♪」とのお言葉を頂きほっと胸を撫で下ろしたのですが・・・。

ホテルに入ってすぐにルームサービスで食事を済ませました。
そのときまでたしかにK様のご機嫌はよかったのですが時間が経ってまたお怒りが蘇ってしまわれたようです。
「お前、なぜ鞭を持ってこなかったの? 嫌いなものは持ってこないの?」
「申し訳ございませんでした。」また、お詫びを繰り返します。
まず、土下座した青犬の頬にベッドにお座りになったK様のおみ足ビンタが飛んでまいりました。
右・・・左・・・また右、バシンバシンと交互に強烈なおみ足ビンタを頂きます。
その後、今度は普通のビンタを数発、もちろんK様のお顔から目を離さないようにしてお受けしなければなりません。
その次は入り口に設置されていた靴ベラを鞭代わりにして体中を叩かれました。
四つん這いになった青犬の周りを回りながら、肩、お尻、太腿、内腿と硬く重い樹脂製の靴ベラで打たれます。
こんなときはK様のお怒りが静まるのをただただ祈り続けるしかございません。
不規則に襲ってくる鋭い痛みと鈍く重い痛みに体中が火照り脂汗が滲んでまいります。
「あたしが鞭を使いたいときは何も言わなくても持ってくればいいの!」
「あたしに仕えるということはそういうことなのよ!」
「わかったぁ~?」
「はい、よくわかりました。申し訳ございませんでした以後気をつけます。」
「じゃ~謝れ!」
あわてて頭を床に擦りつけてお詫びいたします。
床につけた青犬の頭をK様のおみ足がグイグイと踏みにじりました。
「自分が悪かったことがわかったか?」
頭を踏みつけられながらお詫びの言葉を申し上げます。
「今日は許してやるから以後気をつけなさい!」
やっとお許しのお言葉を頂くことができ、K様のご気分が晴れたことをとても嬉しく思いました。

K様Comment(16)Trackback(0) | Top ▲

コメント

やはり

K様は常に正しいですね。

ところで、奴隷として同じ失敗をくり返すのは忠誠心に関わりますから、一度そういうことがあると、次からは言われなくても鞭持参ということになりますよね。
そこで、うっかり「鞭だけでいいのだろうか?」と気づいてしまうと(笑)、気を回して、必要になるかもしれない道具類を一通り揃えて持参することになります。
実はこれはかなりの負担だと思います。

私の場合、ご主人様がおっしゃったどんな些細なことでも肝に銘じようと思っていました。
おっしゃったご主人様は忘れていても、こっちは絶対的な命令としてそれに縛られているわけです。
短期間にこうした精神的な負担がどんどん膨れ上がりました。
「鞭はどうした?」
「持ってきました」
「洗濯ばさみは?」
「・・・も、申し訳ありません」
という、ある意味で楽天的なところがあれば良かったのに、と今になってみれば思います。


No:372 2009/02/11 10:53 | ゴミムシ #yLURW2oEURL編集 ]

>ゴミムシさん

青犬の場合は忠誠心はあるのですがかなり間が抜けておりますし気がつくほうでもありませんのでなかなか一人前にはなれません。
ゴミムシさんのお話をうかがうといつも自分の駄目さを痛感してしまいます。
でもK様は厳しい反面とても寛大な御心をお持ちですし、奴隷に対して完璧をお求めになってはいらっしゃらないようです。
駄目な部分や至らぬ点も広い意味での一つの個性として捉えて下さっているような気がいたします。
もしそうでなければ青犬などとっくに解雇されているはずですから。
もちろんそのご厚意に甘えたりしないようにし、努力を怠らないようにしたいと心がけております。


No:373 2009/02/11 13:41 | 青犬 #jzH1MgWIURL編集 ]

何と青犬さん、見事なライフスタイル!
生けるしるしあり、ですね!


No:374 2009/02/11 14:27 | 廃奴 #-URL[ 編集 ]

理不尽なお怒りですが、決してSMゲーム的な演技、責める口実としての言い掛かりなどでなく、本気でご自分の思い通りの行動が出来なかった奴隷へのお怒りなんでしょうね。
こういう理不尽な怒りというものは、心から相手を見下していないと湧いてくるものでなく、ましてその怒りをなんのためらいもなくストレートに、思いのままにぶつけることなど不可能だと思います。
奴隷ごっこではなく、一人の一人前の男を心から奴隷と見なし、奴隷として扱うことの出来るK様は、何と魅力的な暴君でしょうか。
ただただ感嘆するのみでございます。
ボクはK様を掲示板などの書き込みでしか存じ上げませんが、普段のK様は、なるほど意地悪でわがままで、気位の高い所はおありでいらっしゃりそうなものの、ホンワリしたお嬢様育ちのような印象を受けますのに、そんなに激しい一面をお持ちでいらっしゃることは、真に崇敬の念を深くさせられます。
その一方、もし「鞭をお持ちすべきなら、そうおっしゃって頂かないと判るわけないですよ」などと口答えでもしようものなら、一体K様はどうなさるのか……と想像すると、ゾクゾクするものを感じてしまいます。
青犬さん。ここはひとつ、一度勇者になってみませ


No:375 2009/02/11 15:46 | パピー #ok9UAN9MURL[ 編集 ]

正解は

いえ、青犬さんが正解だと思いますよ。
今振り返ってみると、私は勝手に空回りして、一人で苦しんでいた気がします。
その苦しみは一面で甘美なものでもあったのですが、結局のところそれに押しつぶされてしまったような・・・。
恥ずかしいなあ、もう。


No:376 2009/02/11 15:56 | ゴミムシ #yLURW2oEURL編集 ]

>廃奴さん

マゾヒストとして生まれて、このような貴重な体験をさせて頂けたことはとても幸せなことだと感謝いたしております。
時間を限定したプレイというものではなくここまで日常と一体化した関係に自分が踏み込めるとは想像もしておりませんでした。
K様という類稀なS女性様との奇跡的な出会いに自分の生き方さえも変えられたのだと思います。


No:377 2009/02/11 20:03 | 青犬 #jzH1MgWIURL編集 ]

>パピーさん

K様にお仕えさせて頂くようになって数年が経過いたしましたが青犬には理不尽という言葉はすでに死語なってしまったようです。
K様のなさること全てが正等だと思えるようになってまいりました。
待ち合わせ時間にどれだけ遅れておいでになっても当たり前のように受け止められますし、突然理由もなく殴られたとしてもまったく不満を感じたりしないでしょう。
それが主従関係というものだということが最近やっと判りかけてきたような気がいたします。
確かにK様はパピーさんがおっしゃるように『意地悪で我儘で気位が高い』という一面もお持ちですが、それ以上に素晴らしい人間性と本質的な意味での知性を備えられた方だと思うのです。
青犬がK様を尊敬する理由はご主人様だからというだけでなく、むしろその他の部分のほうが大きいのかもしれませんね。
パピーさんをちょっと幻滅させてしまうかもしれませんが本当のK様はそういう方でもあるのです。(笑)
それから・・・命懸けで勇者になる気はまったくありませんので悪しからず。


No:378 2009/02/11 20:46 | 青犬 #jzH1MgWIURL編集 ]

>ゴミムシさん

如何せん青犬の間抜けは天然なので今さら大きな修正がききそうもございません。
お気の毒なのですがK様もそのへんは半分諦めておいでのようです。
むしろ突っつきどころ満載な駄目奴隷を楽しんで下さっているところもあるのではないかと。(希望的観測ですが)
そのあたりはゴミムシさんやmazobenkyさんなどの正統派マゾヒスト(?)とは本もとの出来が違うようです。
今さら正統派をめざすのは無理なのでハイリスクではありますが呆けにまかせてこの路線でいきたいと考えております。


No:379 2009/02/11 21:15 | 青犬 #jzH1MgWIURL編集 ]

幻滅なんてとんでもありません。
K様がS女様である一面と共に、理知的で芯が強く、気品ある女性でいらっしゃるだろうことは、これまでの書き込みなどを拝見しても解ります。
またそうであればあるほど、K様のS女様としての魅力も、より一層光るのだと思います。

勇者になる気はありませんか……。残念です(笑)


No:380 2009/02/11 22:08 | パピー #ok9UAN9MURL[ 編集 ]

>パピーさん

『鞭をお持ちすべきなら、そうおっしゃって頂かないと判るわけないですよ』
仮にですよ・・・もし、仮に勇気を振絞って青犬がそんなことを申し上げたら・・・一体どんなことになってしまうのでしょうか。
北京で数時間のうちに炎上した高層ビルのニュース映像を見ましたが・・・あんな感じに炎上なさるのではないかと。
K様が本気でお怒りになったことはほんの数回しかございませんがそのときのお美しいお姿は今でも青犬の瞼に焼き付いております。
不謹慎な発言をあえてさせてさせて頂けるなら、あの筆舌に尽しがたいほど美しい眼差しをいつかまた拝見してみたい・・・という誘惑を禁じえません。
矛盾するようですが怖くて二度と拝見したくないという気持ちも青犬の心の大半を占めております。


No:381 2009/02/12 02:12 | 青犬 #jzH1MgWIURL編集 ]

青犬さん、奴隷冥利に尽きますね。K様のマジ激怒に遭遇したことがあるだなんて。
きっと凄みのある、気高いお美しさではないかと想像します。同時に見るものを射すくめずにはおかない、鋭い眼光と怒気を発せられるのでしょう。
お怒りの顔が美しい女性は、実はそう滅多にいらっしゃらないと思います。大抵は醜く歪んでしまうのではないでしょうか?
でもK様なら……。
大の男を本気で怯えさせる威厳と、でも離れ難い魅力とを兼ね備えていらっしゃるんでしょうね。


No:382 2009/02/12 14:31 | パピー #ok9UAN9MURL[ 編集 ]

>パピーさん

お返事が遅くなり失礼いたしました。
そうですねえ、普段青犬を苛めたりなさるときの表情とはまったく違います。
何があってもあまり怯えるたちではないのですがそのときだけは本気で怯えてしまいます。
パピーさんに見せてあげたいなぁ・・・怖いですよ~!


No:383 2009/02/13 00:21 | 青犬 #W4kXvG1EURL編集 ]

 K様、青犬さんお久しぶりです。
 一度機嫌が直ったのに後でまた機嫌を損ねられてそれを青犬さんにためらいもなくぶつけるK様、本当に天然の女王様ですね。それを当然のように受け止めている青犬さんもM男の鑑だと思います。
 僕もお怒りになったK様はきっとお美しいだろうと想像していました。僕は嫌われたくはないけれど心のどこかで叱られたい怒られたいという願望があって、罰を受けて痛みを感じているときに恐怖感と幸福感を同時に味わって心が満たされるところがあります。SMクラブで遊んでも満たされないのは、恐怖も幸福感も僕の求めるものとは似て非なるもののような気がするからです。決してお相手に不快な思いをさせたいとは思わないのですが、怒りを感じたら気の済むまでぼろぼろになるまで罰して頂きたいと妄想します。
 だからこそ僕もK様のような方とお付き合いできたらと憧れますが、現実には青犬さんのような気持ちや態度で臨めるかどうか。。。自信ないですけど。
 
 K様に対する憧れが強くなると同時にに青犬さんへの尊敬の念も強く感じています。もちろん嫉妬もありますが w


No:384 2009/02/16 15:21 | 直太郎 #-URL[ 編集 ]

>直太郎さん

お久しぶりに書き込みを拝見して嬉しく思います。
以前は理不尽と感じてしまったことでも最近はまったくそう思わなくなってしまいました。
K様のなさることはどんなことであろうが常に正等だと感じるようになってしまったのです。
ご主人様を崇拝しているとそうなってしまうものなのでしょうか。
たしかに仰るとおり罰を受けているときは恐怖感がほとんどですが、同時にどこかで喜びも感じてしまうののかもしれませんね。
そのときには意識しなくても後で考えるとそういう状態だったような気がします。



No:385 2009/02/16 16:42 | 青犬 #jzH1MgWIURL編集 ]

はじめまして

いつも楽しみに拝見しています 更新されてないか毎日きてしまいます ところで やはり女王様には貢ぐこともあるのでしょうか 悩み中?


No:388 2009/02/24 22:30 | かず #-URL[ 編集 ]

>かずさん

はじめまして、更新が滞りがちになってしまい申し訳ありません。
仕事が忙しくなってしまいなかなか更新することができないのです。
もうしばらくお待ちください。
ご質問ですがK様の場合はまったくそういうことを望んでいらっしゃいません。
お誕生日とかクリスマスなどにプレゼントをさせて頂くことはありますが基本的に貢がれたり奢られたりすることがあまりお好きではないそうです。
青犬のほうがご馳走になってしまうことも度々あるくらいです。
皆様、考え方も違いますのでいろいろな方がいらっしゃると思いますがK様のような方は珍しいかもしれませんね。


No:389 2009/02/25 05:00 | 青犬 #jzH1MgWIURL編集 ]


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